鼻フルを定義してみた

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鼻フルって言葉をよく耳にします。ここ数年。

いつから出てきたのか、誰が言い出したか。。
その定義すらあやふやなのが美容外科のネーミング。

さて、それじゃあせっかくだし、私が定義してみよう・・・と。

まず「フル」って英語でいうと「full」なわけですが

 
full

形・・・一杯の、盛沢山の、満腹の、十分な
・・・ことごとく、余すところなく、余すところ無く、余す所なく
動・・・縮絨する
名・・・満月、望月

ってな感じみたいです。

・・・うん。よくわかんね( ゚Д゚)

まあ、とりあえず「全部やっとけ」って感じですが、鼻の手術を全員に全種類行うわけにはいかないので
ざっくり鼻を数グループに分けることで、そのグループを一つずつでも全グループ満たしたらフルといっても
よいのかなーと思います。

鼻をグループに分けると

赤・・・鼻スジグループ
青・・・鼻先グループ
緑・・・小鼻グループ

といったところでしょう。

それぞれのグループは

赤・・・鼻スジグループ
    
プロテーゼ(もしくは軟骨で鼻スジ形成)が一番の有名どころで、
    あとは鷲鼻削り、骨切りなど

   

青・・・鼻先グループ
    
鼻尖形成、軟骨移植、鼻中隔延長、鼻孔縁下降(挙上)、鼻柱形成などなど

緑・・・小鼻グループ
   
 鼻翼縮小(内and/or外)、鼻翼挙上などなど

などの手術を含みます。

なので
赤・・・鼻スジグループ→プロテーゼ   
青・・・鼻先グループ→鼻尖形成
緑・・・小鼻グループ→鼻翼縮小内側切開

と選んだら、とりあえず鼻フルって言ってもいいのかなーと思います。
・・・ってか、いいってことにしましょうよ。この際ですから。うん。

ただね、なんか世の中の美容外科医的には
鼻中隔延長をやらずして鼻フルとはいわんだろっ!
的なムーブメントもあるわけです。

ということで折衷案として私としては

鼻フルとは
①3つのグループからそれぞれ一つずつは術式が選ばれていること
②鼻中隔延長は行われること

を鼻フルという、というルールを作ってはどうか、と思ったわけです。

・・・え?
そもそもなんで定義を決める必要があるのか・・・ですって。

 

ああ、それはね。
例えば今「自然癒着法」って埋没法があるわけですが
ある大手美容外科がやるそれと、それ以外のクリニックがやるそれでは全く内容が違うのに
さも同じものかのように比較されてしまう・・という事態が実際に起きてるんです。
なんと消費者泣かせの現状なんでしょう

 

美容業界が健全に世間様の歯車の一つとして認められていくためには
我々業界人が率先して自分たちを律して、より明快でオープンな業界にしていく必要があると考えます。

なのでちょっとでも誤解や齟齬が生まれない道筋を創れたらなあ・・・なんて思います。

 

大好きな業界だから、もっと多くの人に大好きになってもらいたいもんです。

 

チャオ。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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