その症例写真本物?? もはや偽物を見抜く手段はないのかも

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Warning

This is a warning alert. 今からお見せする画像は当院の症例ではありません。

先日xでとある動画が話題になっていました。

具体的には脂肪吸引のビフォーアフターの動画で、動きながら画面が変わるのですが
ビフォーからアフターに切り替わった、ほんの一瞬、アフターの症例が更に
「かこっ!」と音がするかの如くフェイスラインがスッキリしてしまう・・・
というものでした。

何人かの先生がそれに「アフターだけ小顔アプリで撮っている!!」と異議を唱えました・・・
結局は当該の医師より「目のモザイクを入れるアプリで、そのように見えたと思われる」という説明があり
ついでに経営者がでてきてなんやら法的措置とか穏やかじゃなくなってきたとこで
最初に問題を取り上げた先生が投稿を消して一件落着となったわけです。

さて、今回の問題の真偽はさておき。
やはりこの画像加工がとても簡便で誰もができるようになった現代、
症例写真なんてものはぶっちゃけもう、意味をなさないのかもしれません。

それではここで野原先生の写真を見てみましょう。

綺麗ですねえ。
いい感じですねえ。

でもね、みなさん、これAIで創ったビフォアフなんですよ。

そもそもこの人、この世に実在しないんですよ。

ね、びっくりでしょ。

そうこうしている間に若い先生がこんな事を呟いています。

おいおい、加工してんのかい!

その部位はしてないにしろ、他の部位弄ったら
まあまあバランスとか変わって全体の印象も変わらないか?

でも、今の新時代の美容外科医にとってはこれが当たりまえの感覚なのかもしれません。

・・・

・・・

・・・

たーーーーーだーーーーーーー(粗品風)

私みたいな昭和(平成?)の医者はやはりそんな器用な事はできないんで、

・基本ノーメイク
・縮尺合わせとトリミングのみ
・明度も照度も変えない

その3点セットで症例報告をお送りしています。

そのまま論文にだそうが学会発表で使おうが、
恥ずかしくないもの・・・という観点で症例写真を撮影・作成・提示しています。

いわゆる「バエ」はなく、派手さもないかもしれません。

ただリアルに美容整形の良し悪しを伝えたく、発信しております。

名古屋・栄、安城のこんな小さなクリニックですが
美容業界にこれだけちゃんとやるクリニックが
一つくらいあってもいいじゃないか。
という気持ちで1例1例誠実に向き合っているつもりです。

あなたが観ているそのビフォアフ、本当に信用できるものですか?

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