☆保険適応☆花粉症の秘密兵器『ゾレア』!!!! ~つらい「今」を乗り越えたい~

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毎年、スギやヒノキのシーズンになると、

・飲み薬が効かない
・点鼻薬や点眼薬をフルで使ってもつらい
・仕事や受験に集中できない
・夜眠れない

といった重症の花粉症で悩まれる方がいらっしゃいます。
(かくいう私も、思いっきり花粉症でございます。)

そうした「治療をしっかりしても症状が抑えきれない方」に対して使われるのが、注射薬「ゾレア」です。


■ ゾレアとは?

ゾレアは、一般名をオマリズマブといい、「抗IgE抗体」というタイプの生物学的製剤です。

もともとは重症の気管支喘息に使われてきた薬ですが、現在は

・重症スギ花粉症
・重症ダニアレルギー

にも適応があります。


■ どうやって花粉症を抑えるの?

花粉症は、「IgE」という抗体がスギ花粉と結合し、アレルギー反応を引き起こすことで起こります。

ゾレアは、このIgEに直接くっついて働きをブロックします。

イメージとしては、

・花粉(敵)
・IgE(敵を認識するセンサー)

この“センサー”を無力化することで、アレルギー反応そのものを起こりにくくする治療です。

そのため、

・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・目のかゆみ

といった症状を根本的なメカニズムから抑えることができます。


■ どんな人が対象?

ゾレアは誰でも打てるわけではありません。

基本的には、

スギ花粉症と確定診断されている
・血液検査でIgE値が基準内にある
・内服・点鼻・点眼など標準治療をしても重症
12歳以上

といった条件を満たす必要があります。

「市販薬でなんとかなるレベル」では適応になりません。

あくまで「重症例」に対する選択肢です。


■ どのくらい効くの?

個人差はありますが、

・症状スコアが大きく改善
・内服量が減る
・生活の質(QOL)が大幅に向上

というケースが多いです。

特に、

・受験生
・接客業の方
・花粉症で毎年仕事に支障が出る方

には非常に有効な治療となり得ます。


■ いつから始めるのがベスト?

花粉が本格的に飛び始める「前」から開始するのが理想です。

スギ花粉であれば、
1〜2月頃から治療をスタートすることが多いです。

シーズン途中からでも効果はありますが、早めの開始がベターです。


■ デメリットや注意点は?

費用が高額
ほんと、これがネックです(笑)
ゾレアは生物学的製剤のため高価です。
ただし、条件を満たせば保険適用になります。

いくらか・・・は実はわからないです。

なぜなら体重とIgE値によって投与量が決まるので、個人差が多すぎるのです。

そして2週間隔もしくは4週間隔で、最長12週間の注射を行います。(結局いくらかわからない。)

費用負担は3割負担の方で、ゾレア®の薬剤費のみで3,565円から52,286円かかります
実際には、月あたりおよそ6,500円から14,000円程度の範囲でおさまることが多いです

薬剤費に関して詳しくはこちら

ちなみによく勘違いされますが、高額な薬品ですからクリニックが儲かるようにみえますが、
クリニックが得られるのは施術代くらいで薬品の値段に関係ないです。

だからコレをめちゃくちゃ処方したからって、僕の懐は温まりません。

● 定期的な通院が必要
2週間〜4週間ごとに皮下注射を行います。

● まれにアナフィラキシー
ごくまれですが、重篤なアレルギー反応が起こる可能性があるため、医療機関での投与が必須です。


■ 舌下免疫療法との違いは?

舌下免疫療法は、体質改善を目指す長期治療(3〜5年)。

ゾレアは、
「今このシーズンを乗り切る」ための強力なコントロール治療

目的が少し異なります。

・長期的な根治を目指す → 舌下免疫
・今年をどうしても楽にしたい → ゾレア

というイメージです。


■ まとめ

ゾレアは、

「飲み薬が効かない重症花粉症に対する、非常に強力な選択肢」

です。

ただし、

・誰でも使えるわけではない
・費用や通院の負担がある

という点も理解したうえで検討する必要があります。

毎年、花粉症で生活の質(QOL)が下がっている方は、
一度専門医に相談してみる価値は十分にあります。

花粉症は「我慢する病気」ではありません

適切な治療で、春を快適に過ごせる方は確実に増えています。

気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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