他院修正、「厚すぎ・太すぎ・短すぎ」プロテーゼの巻

CONTENTS

先日他院修正を承りました。

【既製品のプロテーゼでいかに自然に仕上げるか。 Vol.1】
【既製品のプロテーゼでいかに自然に仕上げるか。 Vol.2】
【既製品のプロテーゼでいかに自然に仕上げるか。 Vol.3】
→題名の通りプロテーゼへの拘り3連発。
私のプロテーゼ愛を受け取ってください。

初診でびっくり、もうプロテーゼの輪郭が追える状況でした。

多分素人さんがみても「ん??」と思うレベルかと思います。

まず太さ。ご自身のベースの鼻の湾曲を飛び越えた太さなので、鼻横に段差が見えてしまっています。
次に短さ頭側も尾側も短いため、オデコからも角ができ、鼻先で急に段差ができています。
そして厚さ。厚すぎてオデコからの流れ、「Sライン」が無くなってしまっています。

では、取り出していきます。

こんな感じ

シルエット通りのプロテーゼが抜去できました。

前医の情報が全くない中での修正術だったので、
ベースの顔立ちや本当の太さなんかは、抜いたとこ勝負になります。

念のため、鼻先まで綺麗にするプランにしておいてよかったと思います。

はい、どやさ。

直後から美しい鼻です。
術直後は少しアップノーズになりますが、そのうち降りてきます。

プロテーゼを入れること自体は
オペとしてはそこまで難易度の高い方ではありません。

シンプルなオペだからこそ、センスが問われると思います。

なるべく自然で、長期に安全にたのしんでいただける鼻を。

そんな気持ちで手術しております。

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